五島の魅力を知ってほしい

五島列島に初めて訪れた時に、自然の美しさ、美味しい食事、訪れた人へのやさしさと、溢れるおもてなしに心を奪われ、東京の世田谷で是非、五島の魅力が伝わるようなお店を開きたいという思いで、『はちびら』をオープンしました。


五島列島との出会い


きっかけは五島うどん


はちびらは、1999年に下北沢で多国籍料理屋「Hachi」として創業し、過去に自身が美味しいと感銘を受けた様々な料理をアレンジして提供してました。その中に五島列島の特産である五島うどんも取り扱ってました。

下北沢の駅前再開発の影響などで、2012年に現在の地である世田谷区の経堂駅に店舗を構えたときに、大人気メニューであった五島うどんを本格に極めたいと考え、五島列島の福江島で五島手延うどんを製造する「うまか食品」を訪ねました。

 

 


土岐さんとの出会い


「うまか食品」で代表を務める土岐さんは、親切で、気さくな方で工場見学や商品へのこだわり、五島対する熱い思いをおして頂きました。参照:うまか食品のホームページ

土岐さんの製麺所は、地場で取れる品質の良い椿油を使った手延べうどんの製麺で、食品の衛生管理の手法「ながさきHACCP(ハサップ)」の評価を受け等の品質に対してもこだわってます。

土岐さんそして土岐さんからご紹介いただいた丸山さん(@maru_omakase)は、心から地元を愛して、五島の魅力を発信したいという、わたしの思いにも賛同して頂き、工場見学だけでなく、五島の観光案内もして頂き、自然の美しさ、五島の無農薬野菜、五島牛の生産者、沢山の五島の魅力を教えてくれました。

 


こだわりの五島食材


五島列島で、独自の農法を営んでいる「株式会社いきいきファーム」の八代(やしろ)さんを紹介して頂きました。 参照:いきいき五島ファームのホームページ

八代さんは、関西から亡き父の農地である「いきいき五島ファーム」を無くしたくない思いを胸に家族で、五島列島に移住し、試行錯誤しながら、体に良く、おししい野菜作りのために、出来るだけ農薬を使わず、五島の名産である椿の油を絞ったあとの、実の搾りかすを天然の肥料と島周辺の海水を使う独自の農法を取り組んでます。豊かな自然環境で心をこめて作る野菜は、驚くほど甘く、島の自然そのまんま!!

野菜以外にも五島の食は、自然に恵まれた海の幸、五島牛等、海も陸も豊かで旬の美味しいものであふれ、素材にはエネルギーがみなぎり、力強く旨みがあります。

私は、食・風土・歴史を存分に味わう旅で五島の魅力に引き込まれました。

 


経堂でのリニューアル


この五島の魅力を東京のお子様からご年配まで多くの方に伝えたいとの思いで、世田谷の経堂駅に一念発起して「五島うどんと酒菜(さかな)の店 はちびら」へと業態転換を遂げ、五島手延うどんの他、五島牛、五島豚、五島野菜にこだわった一品料理とお酒を堪能するお店をオープンしました。

 

五島の魅力を沢山の方に味わってもらいたいため、できるだけ五島の素材、調味料を利用し、素材の味がでるようにしており、様々な五島の人の思いをできるだけ沢山の方に届ける事ができればと思っています。

 

また、五島の物産も販売し、その甲斐もあってか、「五島市公認産品応援店」の認定を受け、商店街を中心に多くの方に認知されるようになり、これからも五島の魅力をたくさんの人に伝えたいです。



五島列島の魅力


上記は、長崎県在住の@zaki_3_0257/Instagramさんの写真


天気がいい日は天の川が見える

長崎県五島市福江島の鬼岳からの天の川の写真です。

鬼岳は標高315mの全面が芝生に覆われた火山で、空気が澄みきっているので、夜には満天の星空が見られる絶景スポットとなっています。

この事から、九州でも有数の大型天文台(ニュートン式反射望遠鏡)も作られ、時期、天候にもよりますが、肉眼で天の川が見ることもできます。


名前の由来 

五島列島は、名前のとおり大きく5つの島(福江島、久賀島、奈留島、若松島、中通島)で約92.5%を構成してますが、実は、小さい島も合わせると140余りの島があり、流線形が特徴的な火山など、美しい自然に恵まれ、年間平均気温17℃でとても過ごしやすいです